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September 27, 2005

闘病11日目 <2003.7.22> [ ぽよの闘病日記 ]


昨日の夜中の3時頃、ぽよは大きな発作を起こしました。11日前の一番最初の酷い発作と同じでした。間隔は開いても発作自体は酷くなっています。不安です。

何かを見ている事で自分の足ががくがくしたり、手がふるえたりする事ってそうそう無いと思います。日常生活では。私もぽよの発作を見ているだけで自分の心と体ががこんなに影響を受けるとは思っていませんでした。言葉で言い表せないほど辛いものです。「ぽよちゃん、頑張って」としか言えません。見ているだけで神経がすり減ります。

発作が起きるまでもぽよが少し動くたびに目が覚めていたので、ほとんど眠れませんでした。これで仕事はきついです。

壮絶な発作の後、私もあまりに疲れ果てたので下に降りて紅茶を入れ、一服していました。5分ほど。「これが酷くなったらもう安楽死しかないかも」とか「家族皆神経がすり減っていっちゃうかも」とか、マイナスの事ばかり考えてしまいました。ぽよのいる部屋へ戻ると、いつもは発作の後、ぐったりしてたれ込むように寝てしまうぽよがちょこんと座って私をまっているのです。私が頭をなでると安心したように横になり、眠りにつきました。

そんな姿を見たら、マイナスの想像なんかしてごめんね。と思いました。ぽよが一番辛くて、それでも頑張っているのに。彼自信も不安を感じて私に頼っているのに。と。反省しました。

朝も目が覚めるとぽよは私の顔の横に寄り添って寝ていました。本当にもう辛い思いはさせたくないです。

動物を飼うことの責任と重さは、こうやって病気になった子の辛さを目の当たりにしないと実感できないのかもしれません。

人間の病気も同じなんだろうな、と思いました。私は自分自身入院したこともないし、看病もした事がない。そういう人たちの気持ちは私は全然わかっていないんだと思います。

経験しなければわからない事はたくさんありますし、私はどんなことでも経験したいと思ってはいますが、この経験は辛すぎます。出来ればしたくなかったです。でも、私はこういう事を目の当たりにしても何も感じない様な冷血人間にはなりたくない。人の経験に対してもドライになりたくない。だから辛くても仕方ないです。

と言いながら一ヶ月後にはぽよちゃんが全快してたらいいなあ、そしたら今の私の深刻さも笑い話に出来るなあ、とも思っています。

<今日の発作> 深夜:激しい発作1回

投稿者 kiyo : September 27, 2005 12:50 AM

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