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May 05, 2005

ペットパークの意義

GW前半、とある高原まで旅行してきました。自然に触れ、のんびりリフレッシュ出来ました。自然の中、ホテルの裏庭でリスがのんびり生活しているのを目にしたり。

そこで、こういう、小旅行のたびに目に触れるペットパークについて少し考えてしまいました。

実はホテルの近くに、ドッグ○○○という、犬を集めた大きなペットパークがあったのです。立ち寄るつもりは無かったのですが、近くを通りかかった際に、あまりの異臭に驚きました。

そして、ホテルまでの道、乗ったタクシーの運転手さんの「あそこのペットパークは良くないですよ。可哀想に犬達がストレス溜めてぴりぴりして逃げ出してますよ」という一言で、ペットパークの意義について考えてしまいました。

以前、まだ猫を飼っていなかった頃、私は犬や猫のペットパークは大好きでした。普段触れることの出来ない犬や猫に間近で触れ会えるのが嬉しかったのです。単純に「可愛い」と思っていました。

でも、猫を飼い始めてからは、そういう類のところに行くと、閉じ込められた犬や猫がストレスを溜めている様子を見ていられなくて、足が遠のいていました。

動物園、水族館も同じ類だとは思うのですが、考え方によっては動物園や水族館は、子供達に人間以外の生き物の存在、生態を知り、興味を持ち、生命を大切にするきっかけとなる教育の場所とも言えます。

でも、既に国内の各家庭に1匹ずつは居るのでは、と思われる、ペットとしては一般的な犬や猫のパークを、わざわざ作る必要ってあるのでしょうか。

もちろん、快適なパークもあります。私が以前千葉の館山で立ち寄った猫のパークは、とても清潔で、猫たちも見るからにストレスが無さそうに見受けられました。快適に過ごしている様子でした。

でも、動物は、閉じ込められる事は一番望まないことです。特に犬達は、こういうパーク内でストレスが溜まっているように見える事が多い気がします。

つい「かわいいー」と寄ってしまいがちですが、「立ち寄る事」が「需要」になり、パークで飼われる犬や猫を増やしてしまう要因となるのだ、と、自分の行動のひとつひとつに、責任を持たなければ、と実感しました。

生き物を商売にすること自体は、食用以外は無くして行った方がいいのでは、と感じる今日この頃です。

投稿者 kiyo : May 5, 2005 11:49 PM

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