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March 19, 2005

動物愛護を考えるのは少数派なのでしょうか?

最近、このサイトを立ち上げた事でいろいろと人の意見を聞くのですが、その中で「少数派」という言葉を聞きました。

動物問題では無い話から出たのですが。

その方は、仕事がらみで10年前に起きた阪神淡路大震災の救助に携わった方に、この10年で何が変ったか、どれだけあの時の教訓が今に生かされているか、などと言う講演を依頼し、その講演会を企画されたそうです。

新潟の震災、スマトラ沖津波などの自然災害がどれだけ人の生活を破壊してしまうか、これだけニュースになっている問題だからこそ、かなりの出席者がいるだろうと予想されていたそうです。私も行きたかったのですが、仕事でいけませんでした。

ところが、実際の出席者は予想に反して少なかったそうです。それで主催者側の彼女達は、リサーチの結果、結局は大多数の人が自分の事で精一杯。よその国の戦争や内乱、自分の国の災害や社会問題であっても、「自分は関係ない」と思っている人が思った以上に多い。と気付いたそうです。「今回の件、私達の考え方は少数派だった」と。

実際にこうやってサイトなどを見ると、色々な分野で物事を良くしようと努力している方は大勢いらっしゃいます。テレビや雑誌や新聞、いろいろなメディアで様々な分野で活躍し、努力し、身を粉にして世の為人の為に活動している方は沢山居る事を知る事が出来ます。

でも、それって、日本国民の中で考えたらほんの、とても少ない数%なのかも、とその時に思いました。

イラク戦争の際にも「ニュースで見ても新聞で見ても、やっぱり自分とは関係の無いよその国の出来事なんだよね」という意見を多数聞きました。そういう私も、「よその国の事」とは思えなかったものの、大した事は出来ませんでしたけど。募金と反戦署名のみ。

実際に行動に移す人は少数派と言うのはわかります。そこまでの方はなかなかいらっしゃらないので。でも、こういう、「気付いた物事を良くして行く」という考え方自体が少数派というのは、ちょっと悲しいと感じました。

「もっと自分の事やったら?」「そこまで考えちゃうの?」とか言われると、やはり自信がなくなります。自分では「子供や動物。罪の無い、力の無い者は、大人が守らなければいけない」と言う考えは正しいと思うのですが、特に人間の欲の為に他の生命を殺す事は絶対に少なくしなければ、と思うのですが、「何もそこまで」と言う言葉を多く聞くと、「そういうものなの?」と少し思ってしまいます。

少数派なのでしょうか。でも、気付いた人が、自分が納得できるように行動するのは大切なことなのでは、と思うのですが・・・まだ何も行動していないのですが。

もっと勉強して自分の考えに確固とした自信を持てるようになりたいです。

投稿者 kiyo : March 19, 2005 01:04 AM

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