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January 28, 2005

ホッキョクグマ哺育物語


またもややられました。NHKに。騒がれて批判されてはいますが、やっぱり良い番組作るのです。

ピース5歳~日本初 ホッキョクグマ哺育物語~

・・・愛媛県の「とべ動物園」にいるホッキョクグマのピースは、平成16年12月、5歳の誕生日を迎えた。飼育員の高市敦広さんが人工ほ育に成功し、ホッキョクグマの人工ほ育は日本で初、世界でも3頭目と言われている。・・・

皆様にお知らせせずにはいられません。

もう涙涙。うるうるうるうるうるうるうるうるうるうるうる。

可愛いホッキョクグマの赤ちゃんを、人工保育は国内初体験という事で、試行錯誤で一生懸命飼育する飼育係の高市さん。当時30歳くらいなのですが、奥様お子さん総出で、自宅で我が子のように育てる姿。ホッキョクグマだけに冬でも暖房厳禁。窓は開けっぱなしで。

そしてホッキョクグマとして自立させるべく突き放さなければいけない高市さんの辛そうな姿は、涙無しでは見られませんでした。

母親に育児放棄されたコグマを我が子のように、我が子以上に愛情を注ぎ、ホッキョクグマの成長を見守る飼育係さん。

ホッキョクグマピース君の5歳のお誕生日には、家族で手作りのケーキでお祝いしていました。もちろんピース君はもう大きい為危険で、折の中に入って抱き合う事すら出来ません。

水族館に行っても感じましたが、飼育係になろうとする人は本当に生き物が好きな人で、危険も顧みず小さな生命を守ろうとするようです。

野村潤一郎にも通じるものがあります。

私もそういう人間になりたい。

そして、こんな人間もいるのだから、動物虐待という行為をこの世の中から無くしたいものです。

投稿者 kiyo : 08:49 PM | コメント (0) | トラックバック