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・・・人間に他の動物の命を扱う権利は無い・・・

2匹の猫と、クリオネが教えてくれました。

・・・1匹目の猫・・・

2年前、2ヶ月の頃から飼っている愛猫のうちの1匹、オスの「ぽよんちょ」が突然激しい痙攣発作を起こしました。 FIP:猫伝染性腹膜炎ドライタイプの発症。 安楽死まで薦められましたが頑張って発症を克服し、一年半たった今も薬の服用だけで元気に生活しています。

ぽよの病気を通して、ペットを飼う事の責任の重さ。例え小さな猫であっても命の大切さ、大きさを教えてもらいました。

そして、ぽよの病気についてネットで調べた時に知った、動物虐待に反対するサイトの多さ。 愛猫家であっても、つい目をそむけがちな現実。 年間20万匹以上の犬猫が処分されていると言う事実。 衝撃を受けつつも、その時はぽよの病気の事で頭が一杯でした。

・・・クリオネ・・・

その一年後に、ひょんな事から手元に来たクリオネ。 元々クリオネフリークだった私は、せっかく私の元へ来た天使を何とか無事に育てたい、と必死でクリオネサイトを立ち上げました。 今では毎日200人の方が見てくださっていますが、飼育に適さないクリオネを育てているうちに、自分の中に矛盾を感じ始めました。

「人間に、他の動物の命を扱う権利があるの?」

クリオネは、1センチほどの小さなプランクトンでも、私達と同じ、大切な命だと言う事を教えてくれました。 そして、海にいるのが一番幸せだという事も。

・・・2匹目の猫・・・

最後に、今年に入ってから重い腰を上げて、動物愛護問題を調べ始めた時に知った、2002年福岡で起きた猫のネット公開虐待事件。 「こげんた」ちゃんが、ぽよとクリオネがせっかく教えてくれていたのに、それでも気付かない振りをして目を背けていた私の頬を引っぱたいてくれました。

ぽよ、クリオネ、そして「こげんた」ちゃんが教えてくれた事。気付くのに2年かかりました。

自分が辛いから、現実を見たくない。と見ないようにしていた私は、知らず知らずのうちに動物虐待に参加していた事に気付きました。

少しでも強さがある人なら、現実を知るべき。知ったら、知らなかった時と物の見方が変るはず。と思います。

このきっかけを大切にし、何か出来る事を・・・と思って立ち上げたサイトです。 まだまだ未熟で、矛盾も多い自分ですが、ストリクトになる必要は無い。 心にひっかかるなら、出来る事から始めてみても良いのでは。

時間をかけて、「第2のこげんたちゃん」が居なくなる世の中の為に、少しでも役立てれば、嬉しいです。